航海・現在編①~新年のご挨拶を兼ねて
あけましておめでとうございます☆
激動の年でしたが
新たな年の始まりに
皆様のご健康を祝って…
現在に至る日々のことを書こうと思います。
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私は理学療法士という職種で、そこそこベテランです。
訪問リハビリに従事しています。
ちょうど一年前、病院付属の在宅クリニックから、訪問看護ステーションらいふ(仮)に転職しました。
よくある理学療法士の在宅リハ関連への転職としては、クリニックや病院に属する「みなし」事業所か、訪問看護ステーションで訪問リハの一部としてリハビリをすることになります。というのは、訪問リハ専業のステーションは法律で認められていないからです。
訪問看護のリハは単価(医療保険だと「点数」、介護保険だと「単位」)が安く設定され、加算もごく少ないので、一人当たりの稼ぎが病院やクリニック所属より少なくなります。大きな儲け部門(医業)がバックにないこともあって、お給料が少なくなりがちです…
それでも在宅医療・介護への情熱やなんやらの動機で、訪問看護ステーションに転職する人がいるのです。
訪問看護ステーションでは、訪問リハを主業とするステーションに訪問看護師を何人か雇用するというパターンが多いです。しかし、「らいふ(仮)」では、訪問看護ステーション専業の事業所に、初めて理学療法士の私が就職したのです。
尊敬する「らいふ」の創業者は旧知でした。前の職場での管理職としてその理想に触れて尊敬していました。
前の病院でも部門長であったが、理想を実現するために独立されたときにはとてもいつか一緒に仕事をできる日が来ないものかと思ったものです。
時代の移り変わりで、事業所の大規模化が国の方針となり、訪問看護とリハビリの連携が濃密に必要とされているのです。訪問看護専業のステーションは、利用者層が限られるということです。
そんなわけで、「らいふ」でも理学療法士を急募していたのですが、私はそれを知りませんでした。
しかし、ある時その人から「誰か来てくれそうなお知り合いはいらっしゃらない?」とお電話をいただきました…!
当時、うつ休職で管理職を辞めて、訪問リハ部門に転出していた私は、まあ、いわば身軽な身分です。
「私が行きます!」
そう返事をしていました…
しかし話はとんとん拍子にはいきません。
先に述べたように給与は保証されません。私もベテランなので、理学療法士にしてはそれなりの年収です。ほんとに私を雇用するのは事業所にとっても大きな決断です。
それでも…お互いの人となりはよく知っています。信頼は揺るがない二人です。
奇縁に引き寄せられ、ついに三方よしの合意に至ったのです。
前の病院で担当していた利用者の方々…
生涯を看取れればとも思っていましたが、みな引き継いできました。
そもそも前の事業所は加算とか厚生労働省の言うことをよく聞く優秀なところだったので、長期に関わるより目標達成したら卒業させる方が優良とされますので、「生涯関わりたい」なんて噴飯物の野望なのでした。
そんなこんなで始まった、訪問看護ステーションらいふ(仮)でのでの仕事生活。
私にとって新たな修行の始まりでした…!
(続く)