TETSUYAの航海

テツガク好きな医療人です。時々イラスト練習中。

ジュニアよ親を超えていけ

TETSUYA Jr. の紹介です。

今年高校の卒業を迎えました…

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公立の芸大を受験しました。

常識外れというか、そこしか受けなかったのです。

結果発表は卒業式の後でした…

 

不合格!

 

めでたく彼女は「我が家の誇り高き居候」となったのです。

受験浪人って「目標」がなければただのプーなんですね…

 

 

どうせ反省なんかしません。すべり止めなんか行く気がないのです。

しょうがない。付き合おうじゃないか。

来年まで牙を研ぎ続けるがいい。

 

私たちが入れ込む、娘の紹介です。

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①社会問題への取り組み

学園祭で「あしなが育英基金」の募金活動をやっていました。全額送金、キックバックなしです。

寄付金の分け前で優雅に暮らすユニセフ地域大使たちとは違います。

あ、ちなみに黒柳徹子さんは日本でただ一人の本物のユニセフ国際大使です! 全額送金、キックバックなしです。

 

また、寄付の客寄せパンダになるために、ギターを練習し、ボーカル教室に通いまして、学園祭のステージに立ちました!

好きなことには手抜きなし。

 

 

ある時、授業でSDGsのプレゼン動画を作り、チームメンバーが厚労省だったか文科省だったかのコンテストに応募したところ、賞をいただいて、東京での表彰式に行ってました。

そのくせSDGsなんてまやかしだわ」ととっくに見放しています。

賞金ももらったくせに。

確かQUOペイでもらったのを私が買い取りました。

 

もちろん世界経済フォーラムのこともファイザーの犯罪(日本では報道されていないようですが、欧州会議をはじめ世界では次々訴訟が起こっています)も大枠を了解しています。ワクチソを打たなかったのは、私が何を言うより先に、自分の判断でした。

 

 

人権問題、差別問題にも敏感です。

 

英国で保育士をしながらジュニアを育てる

ブレイディみかこさん。

多様性やそれを守る努力の重要性

そしてその難しさを

息子の成長する目を通して

描き出します。

 

 

「ヤンキー君と白状ガール」は

ガッキー主演でドラマになった漫画。

視覚障害の少女と

世間に不本意にはじかれるヤンキー少年

その交流を楽しく書きながら

社会の「目」を暴き出します。

何度涙を流したかわかりません。

 

そうそう、卒業と同時に、伸ばしてきた髪をついに切りました。

「ヘアドネーションのために、耐えて耐えて伸ばしてきたのです。

60cm超ですので送り先から喜ばれそうです。

 

親もずいぶんシャンプーやリンスにつぎ込んできましたが、ようやく解放されそうです。

私にはもうできないことを(笑)ジュニアがやってくれます。

 

②漫画・アニメ・映画が大好き

昨年は「犬王」平家物語にフィーバーしました。

グッズもたくさんサンタさんに運んでもらいました…

有償ですけど(@_@)

どこから情報を得るのか、やつがチェックした作品は、ヒットしたり話題になったりします

私はもう、教えられるばかりです。

 

テーマのみならず、「脚本・画面構成・映像美・色・空気感」などなど…やつが褒めるポイントはいろいろな視点に渡るのです。

 

そういえば、高校では演劇部に属しました。

ライティング、音響、そして脚本。本業は何? 

裏方を極めたいと言っていました…

今はとりあえずデザイナーを目指しています。でもいつか「監督」役を始めるように思います。

 

LGBTも飛び越えてます。

ジェンダーの問題では私と対等に討論しています。いえ、押されっぱなしかな

映画リリーのすべて「ミッドナイトスワン」も、ジュニアに見せられました。

セクハラやジェンダー問題はもう、私が教えるのではなく、私が指摘される事項です。

ああ、「大奥」(よしながふみ)で日本史を勉強したため、「徳川将軍がほぼ女にしか思えない」と困っていました。

 

BLも大好物です。部屋にBL漫画があふれかえっています。コミケにも時々行ってます。

男女平等を植え付けすぎて、見境がないようです。

でもリアルの彼氏もしくは彼女を連れてくる気配はありません。

「ぼくのパパとパパの話」は

MMカップルとその子育てを中心としたお話です。

不覚にもジンと来つつ、

まだまだ自分の意識が甘いことを反省。

 

④クリエイターとして

早くに液タブ(液晶タブレットを買い与えたために、デジタルアートはバリバリでき、なんならアニメも自作できます。

 

なにかキャラクターを描いて、知り合いの人の企業に買われていました。ちゃんと契約書にサインしてました。いくらもらったかは知りません。妻は知っているでしょうが。

 

上記の賞ももらったし、元は取った。

なんていうと「けち臭いことを」と怒られそうです。

 

まとめ。

このように、ジュニアは私をはるかに越えていきそうなやつです。

もちろん私の何を継ぐ気もないでしょう。

継いで欲しくもありません。

きっともっと大きなことをできるだろうから。

ジュニアなんて呼ばせてもらうのはもう終わりでしょう。

「へっ…私がオリジナルだよ♡」と嘯いているでしょうから。

 

自分の人生でやっとな私は、娘に関しては一番近くの観客として楽しませてもらいます、これからも。