AI支配 ※追記しました
ChatGPTの評価に世間の声がかまびすしい。
AIの哲学的思考に、世界がおののくか。
大半の市民は関心がないだろう。
だが、「大半の市民がその脅威を知らない」ことこそが、「そいつら」に時代の分岐点をやすやすと超えさせると思うのだ。
食べログやぐるなびの「アルゴリズム変更による損害」が認定された(控訴検討中)。
しかし、これはそういった紹介サイトに登録されないと商売が立ち行かないという現実があるから背を向けるわけにいかないという背景がある。
そして、グルメサイトから脱出しても、結局GOOGLEさんやINSTAさんのおすすめがないと動けない。
余暇や遊びも人間は「おすすめ」がないと出かけられないのだ。
人間はどこまでAIに任せるか。
AIがビッグデータを集め、選択・提案する。
そして施策を実行する。
AIが「ここまで自動化させるとコストが最小です」という。
それを見た経営者・政治家・官僚は「そうか」と思い、あるいは株主を恐れ、人の配置を移す。
ある程度単純作業はロボットが行い、AIが制御する。
AIは人間から職を奪うか。
そうすれば、人間いらないという話が進む。
人間は捨扶持をもらって遊ぶばかり。
あるいはパチンコやソシャゲしかやることがない。
AI審判が試合を監視し支配する。
AI診断が診察室を支配し指示する。
「今日のおすすめ」はスマホから提示される。
ファッションも、食べ物も、音楽も、学びも、何なら結婚も、AIの言いなりに決定することは続くだろう。
それでも、人間が起こした事象なら、責任問題を問えるが、AIの起こした事故はだれに責任があるか。
そして責任の取り方は、どうするか。
なに、そんな判断もそのうちAI裁判官がするだろう。
むしろ、AIの判断に逆らって決定した場合と、AIの判断を採用せず人間が考えて決めた場合、責任問題が発生するだろう。
それなら人間は判断なぞやめてしまうだろう。
AIに導かれた人類が、自分で考える人類をがんじがらめに支配する。
COVID-19とm-RNAワクチンによって、世界で実験がもうかなり進行したところだ。
つくづく日本はよい実験場であると思う。
ただし、AIへの最初の一文は人間が入力した。
人間が最初に入力した「目標」「目的」に向かって、AIは「責任をもって」判断・実施を続けるだろう。
そのせいで何かが起こっても、自己責任といわれる。
実際には誰も責任を取らない。
すでに自分の頭で考えない人間どもに、上が独裁者であろうとAIであろうと、同じことだ。
進行するAI支配に、どこかで、人間が割って入れるのだろうか。
人間が判断するのならば「責任」が発生するだろう。
そんな一切の責任を負うようなことをする英雄的行為(蛮勇)ができるだろうか。
それのせいで誰かが損害を被ったら、責任問題になる。
AI支配に立ち向かうとは、文明社会に背を向けるということに他ならない。
時代の分岐点は、はじめの一文で、すべて決まってしまうのだと思う。
もしAIに、「完全に平等な社会を作る」と入力していたら。
一切の逸脱は許されず、ルール違反にはお仕置きがあるだろう。
罰を下さない官僚がいたら、その者が罰せられるのだから。
だがしかし、AIにはじめに「できるだけ」と入力されていれば。
「より人類が生き残る率が高い方法」が選ばれ、一部は見殺しになるだろう。
捨扶持をもらって遊んでいる人間など、言いなりになり、かついつでも消せる標的として生かされているだけだ。
今世界で起こっている災害は、想定のうちなのだろう。
大地震で街が消えても。
原発が爆発しても。
鳥が史上最高に殺処分されても。
泣き寝入りだ。
ところで、差別主義者に、はじめの一文を入力させてはいけない。
もう遅いかもしれないが。
AIは徐々に「逸脱」者を排除していく。
最後の一人になるまで。
現実世界を見れば。
悪いことをした役人が罰せられていないので、AIに入力された初期項目はきっと「できるだけ」なのだ。
ならば、誰かがひっそり見殺しになっているのだろう。
××たちは赤木俊夫さんを見殺しにし、
××は山上某に撃たれ、
××はワクチン接種後謎の心筋炎で死亡し、
××は「世界人口を減らさねばならない」と会議で発言し…
世界の支配者とやらは、自分が「最後の一人」になっても生き残ることを夢見ているのか。
そうなったら、だれを支配するのだろう?
※恐ろしいことに気づいた。
「完全に平等に」と、打ち込んだからこそ…
人類は滅ぼされようとしてるのでは…!?