TETSUYAの航海

テツガク好きな医療人です。時々イラスト練習中。

緊急事態宣言は、でた。さてこれから。

TETSUYAです。


前のタイトルで、緊急事態宣言は「出ない」と言い切っていました。済みません。いろいろ済みません。
まさかこんなに早く決断するなんて(いや、十分遅いですよ?)。

「アベノマスク」を笑われたのがよほど堪えたのか。

あるいは東京都の新規感染者が連日100人を超えたからか。


でも、先日私は、非常事態宣言は相当なことにならないと出ない…と書きました。
やっと「相当なこと」だと認識して貰えたのですね。
医療崩壊はすぐそこまできています。手遅れです。不可避です。
医療資源はそう簡単に増えませんが(穏便に言いましたが…増える見込はないといった方がいいですね)、
患者はあほみたいに増えてます。いえ、患者があほと言っているのではありませんので、そこで怒らないで下さい。
でも、あほみたいな行動を取って発症した人は、やっぱあほです。
名言風に言えばこうです。
「患者には二通りある。運の悪いだけの患者と、態度の悪いあほな患者だ」

私は休業したくても倒れるまで休めない病院勤務です。
部署は訪問リハですので、担ぎ込まれる患者さんにおびえたり、防護服が足りなくても点滴しに行くといった、濃厚な恐怖は感じなくて済みますが、いわば「外回り」ですから、市中の感染の広がりの影響をもろに受けるところです。

感染力が極めて強く、予防ワクチンも抗COVID-19ワクチンもない以上、必要なことはただ患者増加速度を遅らせることです。
そして、何年も掛けてゆっくり感染者を増やして、治療して、再発しない人を増やすことです。
病院関係者をつぶさないように。

決め手は外出制限です。


でも、休業していてもお給料(満額)もらえませんね。
何かして、いくらか稼がなければ。「海賊と呼ばれた男」みたいに。
そう、人はお金を求めて外出するんです。
ていうか、会社も営業していなければお給料払えません。
オリエンタルランドもビューロランドもハリーポッターも閉まっています。
歓楽街も狙い撃ちされています。
まあ、ブログ大好きの私は特に困らないですが。
世間はそれがないと回らないということは知っています。遊びをせむとや生まれけむ。彼ら・彼女らはどうやって生き延びればいいのか。

遊びを求めて外出する向きも多いので、それにこたえる形で「仕事」に来ます。
そもそも営業できるところが少ないので、結局行くところや経路が集中する…という問題があります。

外出制限を徹底させるにはどうしたらいいでしょう。
それも、人死にや倒産がでないように。

外出しなくても収入が保障されることではないでしょうか。

赤字国債ってここが出番じゃないんですか。
日頃お友達にばっかりばらまいてるからいざって時にためらうんじゃないんですか。

何か月分かの保証をためらって、何年何十年分の納税者を失い、生活保護支出を増やすとか、無駄じゃないんですか。
てか、人の誇りを失うような状態に人を置いたら、復活にえらい時間がかかりますよ。
払えアベ。払えアソウ。