TETSUYAの航海

テツガク好きな医療人です。時々イラスト練習中。

ハイジと私 ①ご紹介

うつ休職していたころ…部屋でただ寝転がって時々泣いていました。

仕事を持っている妻は黙って帰宅してからご飯を用意してくれるのでした。

 

刺激の強い番組は見られませんでした。

なのにテレビでは東日本大震災の記事があふれているのです。

動物と子供しか耐えられないので、「志村動物園」と「アルプスの少女ハイジ」ばかり見ていました。

私のリハビリアニメでした…

ブランコと少女

無事寛解して

職場復帰、大学院進学、そして転職を果たした今でも、何度か見返しています…

改めて感動しました!

 

別の視点で。

 

これは、優れた「リハビリ」のお話だと気が付いたのです!

 

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アルムおんじ(本名未発表)は、人生にいろいろあって、アルムに来た頃にはすっかり気難しく人嫌いの偏屈爺でしたが、ハイジを迎えて徐々に笑顔を取り戻し、不愛想ではあるが人助けをするような人物になっていったのです。

怖い偏屈爺

このおんじが実はどんなにすごい力を秘めていたかを、次回以降にご紹介したいと思います。

 

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物語の最終章。

フランクフルトの大富豪ゼーゼマン家の娘・クララが、学友・ハイジの家に泊まり合宿にいくという一大エピソードがあります。

車いすの少女

お泊りといっても、ハイジの家はアルムの山の上。

元気な人ですら、ちょっと遊びに行くようなところではありません!

 

また、クララは、生まれつき足が弱く、車いす暮らしの少女!

だからこそ学校にも行かず、ハイジを家庭教師仲間の学友として迎えたのですから…

 

アルプスの山の中腹の山小屋と、車いすの少女。

その組み合わせたるや。

誰に想像できたでしょう!

 

 

これはゼーゼマン氏の大英断でした。そしてそれを支えたのは主治医のクラッセン

彼が「おんじのいるアルムの山」を評価し、転地療養としてクララを山へ行かせることを認定するに至るのです。

 

そして…

みんなをこの運命の山に引き寄せた、ハイジの求心力、あるいは魅力!

それがまとめてすごい!

 

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とりま、書き始めました。

長年温めてきたネタではあります。

皆さんの応援が、続きを書くモチベになります!

「頑張れ」と星をよろしく~