濃厚接触禁止の余波~我が家の場合
私ども夫婦はスキンシップが好きだ(と思っているのは私だけで妻はいやいや付き合っているだけかもしれない)。
しかし、先日私の体調に若干の不調があり、それ以来遠ざけられている。
土曜の朝、熱を感じ、計測すると36.7度あった。
平熱は低いと思っていたので、慌てた。
喉がいがらっぽいのは年中のことだが、頭重感があると訴えたために、一週間家庭内隔離を食らってしまった。
1階の一室に閉じ込められ、食事はお盆に乗せて部屋の前に置かれる。
ラインで通信し、コーヒーの差し入れとかしてもらっていた。
1階にもトイレと洗面台があるのでまあ分離生活は困らない。
あんまり暇だったので、「ガキの使い絶対笑ってはいけないスペシャル2019」を見たり、「パタリロ!」101巻までを読んだりと、普段なら手に取りずらい嵩の高いものをやっつけた。まあ有意義な貴族生活であった。
ただし、熱は日曜の夜に36.3度、月曜の朝も36.2度だったので、仕事には行っていた。しかし、自宅では週末までその1室に押し込められるのであった。
そんなんで、なんとか家庭内隔離解除してもらってからも、「病原」扱いがたまらない。
夜は同じ時間に布団に入るときは、掛け布団の下で手を伸ばし、手をつないで寝ることもあった。
ところで私の顎髭は濃い。剛毛と言っていい。
ある程度長さがあると剃りやすくて、あとがつるつるになる。
理髪店でも、顎髭は剃らないように頼んでいるほどだ。
日曜は剃らないので、月曜の朝は大変剃りやすく気持ちがいい。
つるつるだ。
すべすべだ。
これを妻の顔にくっつけてこする。
週に一度の楽しみである。
我が家では「すりすり」と称している。
これが、終わった。
コロナショックがたまらない。
爆涙。