繊細さんとコロナ自殺。教えてあげてください。
(修正・再掲します)
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大震災が起こると、「震災うつ」が大流行します。
自殺者も多く出ました。
コロナからこちら、うつから抜け出せない人は多く、自殺者も大勢出ているようです。
みんながみんな、経済的な理由で死を選ぶわけではありません。
ではなにが起こっているのでしょうか。
原因は多々あるでしょうが…今日はある要因の話をします。
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ところで私は自分を「HSP」ではないかと自己診断しています。
「Highly Sensitive Person」の頭文字です。
「非常に感受性が強く敏感な気質をもった人」です。
性質ですから、疾患ではありません。
1991年、エレイン・アーロン博士によって研究が始まりました。
最近では「繊細さん」という呼び名で有名です。
その特徴は…
1)深く物事を考えます。考えすぎます。
2)環境や周囲の刺激にとても敏感で、影響を受けやすいです。
3)共感しやすく、また周囲に合わせてしまいがちです。
4)心の境界線が薄く、周囲の状況に自分の感情や判断も影響を受けやすいです。
5)したがって疲れやすいです。
6)対人関係において自罰的傾向があり、自己肯定が低くなりがちです。
HSPセルフテストをしてみましょう。
芸術に深く共感する一方、周囲の音や動き、その他に影響を受けやすいです。
人の気持ちがよくわかる一方、引きずられたり、譲ったり、イライラしたりします。
急激または大きな環境の変化にも弱いのです。
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それまでに、管理職として、病院の改革を常に考え、大変なストレスを抱えていたところに、大きなショックが加わったためと思います。
そうでなくても、日本人の多くに衝撃を与え、うつを引き起こした大災厄。
そして休職へ。
職場復帰はしたけれど、降格したので、もう経営にタッチすることはかないません。私の理想は私の手から離れて行ってしまいました。
そして新たに上司となった部下たちのパワハラ的言動に振り回され、信頼していた上司には死なれ、私は大きな目標や夢を持てなくなりました。
そのようなことで、あきらめが大きくなったことが幸いしました。
私は身の丈の人生だけを生きればよくなったのです。
私は、「あきらめ」を覚えたのです。
また、相変わらず周囲の変化は耳に入ってくるし、利用者さんは亡くなって悲しいし、配慮のない人にイライラはさせられるし、動揺も感動も大きな振幅で襲ってきますけど、今は何をするかの範囲はすべて「上」や「職場」が決めるから、どうせなにもできないのです。
「あきらめ」たうえ、「一歩引いて」自分のするべきこと線を引いて囲うことができるようになりました。
私は刺激をシャットアウトすることを覚えたのです。
そして、現在は「繊細さん」の知識を得た今、その方針は正しかったということを知りました。
ただ、理想を追うことはやめず、社会人大学院に入学・修了し、将来に備えました。性質までは変わらないようです。
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今。
世界にはコロナうつが蔓延しているようです。
コロナによる生活の変容のダメージの場合、HSP由来のうつの可能性があります。
まあ、コロナの後遺症としての脳障害の可能性や、なんならm-RNAワクチン由来の血管障害うつの可能性もありますが。
世間にはもろに影響を受けた人が多いのではないでしょうか。
阪神淡路から28年。
東日本からもうすぐ12年。
若い人は、HSP由来のうつの経験は初めてではないでしょうか。
それに耐えられずに亡くなった方も多いのではないでしょうか。
知っていれば…
これは、助け合うとかいうレベルの問題ではないのです。
本人の自覚と認識の問題です。
もし読者で、上記の条件に当てはまることが多いとか、自分は繊細過ぎると思う人は、すぐに「繊細さん」「HSP」で検索してみてください。
自分が何者であるかを知ってください。
「あいつは繊細過ぎる」という人に気づいたら、外でにこにこしていてもダメージを受けているかもしれないので、「繊細さん」「HSP」の情報を教えてあげてください。
自覚すれば、相当な助けになります。
「繊細さんカウンセリング」に行くような行動を起こせばしめたものです。
「どう」すればいいかを教えてくれるでしょう。
今更ですが、提言いたします。
初出:2020/7/19