TETSUYAの航海

テツガク好きな医療人です。時々イラスト練習中。

2021新年のご挨拶。去年今年。

おめでとうございます…

ああ、喪中の方、その他別れの傷の癒えぬ方は、ごめんください。

今年もよろしくお願いします。

 

コロナと官邸

ひどい嵐が世界中を吹き荒れています。

ここ日本でも政策の迷走が続いています。

政府に信用がないから国民は抜け駆けをやめないし、おとなしくしてないんですよ。

「おとなしくしないでいい」(go to のことか)といってたし。

 

休業だけさせて補償は後回し。給付金10万円はほぼ貯金に回った…とかいって国民に文句でも言いたいのか。いくらからいくらまで貯蓄とかわかるのか。てか、すぐ使わざるを得ない世帯って、まったく貯蓄がなく、毎月手当てが必要ってこと。

4月分は受け取った(8月に)けど、5月分以降がまだですけどー!!??

 

医療機関は青息吐息。医療崩壊が「起こるかもしれない」ではありません。すでに、「崩壊中」あるいは「崩壊予定」です。

ためしに入院を要する状態になってみてください。入院日数が読めず、長引きそうな人は丁重に断られますよ。逆に予定通り退院できる人は、喜んで取ってもらえます。ベッドが空いていることは大きな損失なのです。考えてみてください。ベッドしか売るものがないんです。1日当たりの単価は、自分で決められないんです(診療報酬で決まっている)。人気商品だから値を上げるとか、余ってるから安売りするなんてことが許されないんです。それが数十~数百床しかないんです。看護師が辞めたら、そのベッド数も減らされるんです(診療報酬で決まっている)。

 

前にも書きましたが、来年・再来年、看護師ごっそり減りますよ。

早く病院・医師・看護師それと介護福祉士に補償を!! あとGO TOの利用権(ただし期限1年ではだめですよ、コロナ対応期間中は旅行なんか許可されないんだから)を配布してあげてください。 

 怒涛の論文執筆とスライド作成

社会人大学院では、怒涛の論文書きで始まりました。

もちろん受理されなければ卒業できず、2年で修了できなければ厚生労働省からの補助金もふいになります。

その前に、まず1月の学内報告会プレゼンテーションを合格しなければなりません。

 

この年は奇跡の連休がありました。年末年始の5連休が土日に挟まれて、9連休となったのです。介護の他はすべての時間といっていいほど机に向かい、教授ともやり取りし、ラッシュしました。

副指導教官が研究の弱点を突いてきて、発表1週間前にゼミ同期総出で資料を探してまとめたりしました。インタビューした各施設の「業績」が向上するというなら、その数字を表示するべき…というまっとうなご意見ではありました。

どうやらスライドは出来上がり、何度も発表練習をし、夏の失敗(時間オーバー)は繰り返さず、潜り抜けることができました。

 

3月の期限ぎりぎりに論文は校正を通り、提出にこぎつけました。

あるあるですけど、論文を書き直すたび、ヴァージョンをタイトルに入れておいた方が良いですよ。さらに修正とか、印刷とか必要になった場合、「どれだっけ!?」という軽いパニックに陥りますから。

こうして、論文は受理され、修了が決定しました。

しかし、コロナの拡大が始まっており、修了式及び謝恩会はふっ飛びました。

もうこのまま同期の連中とは会えないのか。

切ない気持ちになりましたが、夏の終わりに、ディスタンスと換気を確保して、修了式はようやく挙行され、戦友との再会が果たされたのです。

学会発表の秋

さて、私は教授を慕って、研究生として籍を残しました。ゼミはリモートで開催されます。

というのも、修士論文はしょせん学内での発表。これを世に問うためには外部の学会や機関に参加を認められなければなりません。それを教授に勧められたのです。

ターゲットは当大学院のOB・OGの参加も多い学会。

秋の学会発表に向け、準備を…準備を…

秋なので…しかも学会はリモート…ホーム感漂い、エンジンが掛からないことおびただしい。ゼミで後輩相手にツッコミを入れることばかり夢中になって、なかなか始めずにいました。

修了式前後の仲間との連絡の中で、前週と前日会議室を予約してみんなで練習しようという企画を持ちかけられ、ようやく、重い腰を上げて、スライドを作成し始めたのでした。

 無事、私のスライドと顔は、全国30万人(妄想)の会員に届いたのでした。

 

この後、しばらく鬱になります。

燃え尽き症候群と、コロナ鬱です(個人の感想です)。

日々のコロナ対策に疲弊し、HSPの本領発揮で、医療組織への無策への怒りや無力感から、糸が切れたものと思われます。

幸い、経験があったので、休息・閉じこもりモードに切り替え、立ち上がることができました。

 

私の主張は「医療組織のトップの意識が高く、広い視野で物事を見て、真のコミュニケーション能力があれば、病院は働きやすさと働きがいを兼ね備え、個々の職員の働く意味を実現でき、職員は辞めず成長し、業績も向上する」であり、それを実証研究したものであります。

私のような、倒れる中間管理職(元ですけど)を減らしていきたい。

 

届いてほしいなあ。

研究としては荒く、小さなものなのですが。

子供に見せた背中

 高校生のジュニア。

ちょうど、学ぶ背中を見せてやりました。

連夜の仕事帰りの夜間授業、レポートに次ぐレポート、チームでのワークショップ活動、論文作成、スライド発表練習…

お前がやるべきことはこれだ!とタイムリーに見せてやることができました。

今年の初め

今年は論文投稿を頑張ります。

そして、転職活動です。行く先は決めています。いついくか。タイミングを計っています。今年中はないかもなです。

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そこで、成員が働く意味を実現できる、理想のチームを立てるつもりです。

今年もよろしくお願いします。