ようやく陣の突出を止めた。今までならとまらなかったが。しかしここからが大事。
逆転。
引くことはないと思っていましたのに。
検察庁法改正案の採決延期です。
…でも、これで勝利ではないのです。
黒川氏の動向にかかわらず、選挙まできっちり覚えておいて、結果を出す。
そうしたら、先の閣議決定を違法だとして効力を停止する。
そこまでやってはじめて、けじめなのです。
でなければ、第2、第3の黒川が登場するだけ。
しかし、検察でなくても、どこの官庁にもいる。
公文書改ざんを命じながら自身は出世し、部下を自死に追い込んだやつとか。
伊藤詩織さんの受けた被害を握りつぶしたやつとか。
♪ 国民の声に背を向けて、亡国首相は突き進む。
黒い川(くろかわ)の手帳に載せたすべての罪を押しつぶして。
この法律さえあれば、先の閣議決定も後ろ指を刺されることもない。
どれだけツイッターの行進が反対しても、選挙には影響しない。
むしろ、この”条文”さえ通しておけば、選挙違反も思いのまま…
のはずでした。
だってここで引いたら、「桜を見るかい?」、違った、「桜を見る会」裁判が待っています。
検察への抑えが弱くなって、特捜部が忙しくなります。
ここまで国民を怒らせれば、この法律を通そうが通さまいが、国民・法曹界・芸能界・文化人たちの怒りは同じこと。
むしろ、この法律があれば次の選挙違反も万全。
選挙に賭ければ、また勝てる。
でも、引いた。
案外、「もう嫌ですよ」と嫌がったのは黒川氏なのかもしれない。
しかし、黒川の手帳って。松本清張に謝れ。
ノートに人命が載れば罪が消える…って、デスノートかよ。
それとも、「ルパン三世主題歌Ⅱ」(1stシリーズ)か。
「♪抱かれたものはすべて消えゆく~」